IP携帯、レンタル携帯に関する事件をお知らせします。

携帯電話では、昔から有名であった「不当請求事件」がパソコンでも拡がっているようで、高額な会費を不当に請求する新手の手口が横行しているそうです。

何気なく画面を１クリックしただけで不当請求されることから、１回（ワン）のクリックを縮めて、「ワンクリ詐欺」と呼ばれています。

情報によると、アダルト画像や「入会規定」などのボタンをクリック
するだけで「入会手続き完了」のメッセージが現れたり、一定時間見たりマウスを動かすだけで登録扱いになるサイトもあるそうです。

この時、利用プロバイダー名などが表示されることから個人情報を知られたと思い込み、アダルトサイトを見た負い目もあって請求に応じてしまう事もあるようです。

なお、あたかも個人情報が知られたと思いがちですが、パソコンでも携帯でも、ホームページを見ただけで、個人情報が知られることはありません。

インターネットのホームページをアクセスした場合、IPアドレス、携帯電話会社名等が相手のサイトへ伝わることが一般的ですが、個人情報が伝わることはありません。

なお、NTTドコモでは、携帯から個人情報は漏れないことを、お知らせています。

それによると、承諾のもと「携帯電話情報」が送信されたとしても、その中には携帯電話番号、メールアドレス、住所、氏名など、個人情報は含まれていないということです。

また、詐欺サイトにおいて、携帯電話の機種名が正しく表示されることがあっても、コンテンツを正しく表示するために通知している情報（機種情報）を利用したもので、機種情報には個人情報は含まれていないとのことです。

あたかも個人情報が知られたと思い、何か返信したりすると、逆にそこから、メールアドレス等の個人情報が漏れてしまい、相手の思うつぼになります。

インターネットの詐欺事件は、無視するのが一番です。



皆さんも十分気をつけてください。